[飛行FAQ] 1:航空法に伴うルール

 

「改正航空法」

※2017/3/27追記

平成27年9月に航空法の一部が改正され、平成27年12月10日からドローンやラジコン機等の無人航空機の飛行ルールが新たに導入されることとなりました。

下記、国土交通省HPより抜粋してご案内いたします。

(引用元:国土交通省HP 「無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール」

また、ドローンの安全飛行に関連するガイドラインに関しては国土交通省HP内の下記ガイドラインを参照ください。

無人航空機(ドローン、ラジコン機等)の安全な飛行のためのガイドライン(pdf)

空港等の周辺の空域や人口集中地区の上空を飛行させる場合等、また、夜間や目視外等において無人航空機を飛行させる場合等には、国土交通大臣の許可や承認が必要です。

航空法に定めるルールに違反した場合には、50万円以下の罰金が科せられますので、ご注意ください。

ルールは「無許可で飛行可能な場所はどこか」「違法な飛ばし方はどんなものか」というように、「場所」と「飛び方」の二面から触れていますので、どちらかの項目に抵触する場合は、許可・承認の審査申請が必要になります。


今回の改正航空法において導入される無人航空機の飛行ルールは、以下の
 1:無人航空機の飛行の許可が必要となる空域
 2:無人航空機の飛行の方法
 の二つに大別されます。
 1:無人航空機の飛行の許可が必要となる空域
 以下の(A)~(C)の空域のように、航空機の航行の安全に影響を及ぼすおそれのある空域や、落下した場合に地上の人などに危害を及ぼすおそれが高い空域において、無人航空機を飛行させる場合には、あらかじめ、国土交通大臣の許可を受ける必要があります。

(引用元:国土交通省HP 「無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール」


人口集中地区に関しては、いくつかのサイト・サービスで確認が可能です。

・e-Stat 政府統計の総合窓口 「地図による小地域分析(jSTAT MAP)」

・DJI JAPANサイト内 「安全飛行フライングエリアの制限」

・JUIDA×ゼンリン×ブルーイノベーション 「ドローン専用飛行支援地図サービス 」


人口集中地区とは、国勢調査において設定される統計上の地区のことで、人口密度が4,000人/km²以上の基本単位区をいいます。このため、都市圏は軒並み「人口集中地区」となっています。
※2017/3/27追記
平成27年度の国勢調査の結果に基づく人口集中地区が公表されました。
平成29年6月24日から平成27年度の国勢調査の結果に基づく人口集中地区を使用しますので、今まで人口集中地区でなかった場所でも新たに人口集中地区とされている場合もございますのでご注意ください。
平成27年度の国勢調査の結果に基づく人口集中地区は、政府統計の総合窓口が提供している、以下の「地図による小地域分析(jSTAT MAP)」を利用して確認可能です。

(人口密度的に)当たり前ですが、「住宅が密集しているところはダメ」、ということですね。

参考までに、弊社所在地の東京都八王子市近隣は下記の通り。西の高尾など山の方にいかないとダメなのがわかります。

赤色が「人口集中地区=無許可での飛行禁止」となります。

東京23区内などはかなりの規模で真っ赤っ赤ちんになっております。

これだと、飛ばせる場所を見つける方が大変かもしれませんね・・・。



 2:無人航空機の飛行の方法

飛行させる場所に関わらず、無人航空機を飛行させる場合には、

 [1] 日中(日出から日没まで)に飛行させること 

 [2] 目視(直接肉眼による)範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること

 [3] 人(第三者)又は物件(第三者の建物、自動車など)との間に30m以上の距離を保って飛行させること

 [4] 祭礼、縁日など多数の人が集まる催しの上空で飛行させないこと

 [5] 爆発物など危険物を輸送しないこと  [6] 無人航空機から物を投下しないこと 

といったルールを守っていただく必要があります。

上記のルールによらずに無人航空機を飛行させようとする場合には、あらかじめ、国土交通大臣の承認を受ける必要があります。

(引用元:国土交通省HP 「無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール」


別途、許可・承認審査のコンテンツでも触れますが、とにかく「人の頭上を飛ばすこと」は避けたい(≒事故の可能性を限りなく低くしたい)という趣旨が感じられます。

…撮影などで操縦者・補助監視者など関係者以外の第三者が近くにいらっしゃる場合。

「できるかぎり頭上は飛ばさないようにね」「何!?どうしても飛ばしたい!?」

「そこまでいうならそれなりの安全対策は取るんですよね?」…

という感じでしょうか。

イベント会場などでの撮影でクレーンカメラ代わりに使うのは、クリアすべき課題が結構たいへんそうですね。