[飛行FAQ] 3:私有地上空の飛行について

 

「私有地上空の飛行」

民有地(私有地)の上空は別途定めのない限り「土地所有権」の範囲に含まれる、と解釈されますので、
民有地上空を通過する場合は,土地所有者の通行(飛行)承諾が必要となります。

(※民法207条:「土地の所有権は,法令の制限内において,その土地の上下に及ぶ。」 )

通常の飛行機・旅客機のように、一定以上の高度を飛行するようなケースでは当然不要なのですが、今回の改正航空法ではドローンは150m以下を飛行させる必要があります。
このような低空を飛行させる場合は、民有地上空を無断で通過させると「他者の管理する空間を無断で通過した」不法行為を問われるリスクがあります。
損害賠償請求が認められるかはまた別のお話ですが、違法行為ではありますので控えたほうが良いと思われます。

 


そもそもの話、飛ばしたい場所自体が今回の改正航空法における飛行禁止空域となる「人口集中地区」にあたる場合は、私有地内での飛行とはいっても私有地に面する他者の私有地・財物に接触する危険性が残ると考えられるため(EX.風に煽られ~、通信障害で操縦きかなくなってどっかいった~)国土交通大臣の許可・申請が必要です。

安心なのは、ゴルフやフットサル場ばりに空中3方を網で囲った空間。そこなら、人口集中地区でも許可不要で飛ばせます。実際に企業や大学など「研究」「生業」としてドローンを使用される場合、練習・試験用の飛行場所確保も課題のひとつのようです。私もどこで飛ばしていいのやら、といった感です。

皆が皆、川べりや海岸行ってる場合でもないですし、そもそも第三者の方いらっしゃったり、天候によっては飛ばせないですし。ということから、今後のドローン普及台数によっては、時間貸しの飛行場所もビジネスになるかもしれません。いっそ、一山まるまる借りてその土地の真ん中だけで飛ばす、などが練習場所としてはいいのでしょうかね。