[飛行FAQ] 5:河川・河川敷・海・海岸での飛行について<2017/8/10追記>

<2017/8/10追記>

「河川・河川敷・海・海岸での飛行」

河川管理者が『ドローンの進入禁止』区域として指定した場合『飛行不可』となりますが、

進入禁止指定のない場所でしたら、河川関係法令においては、ドローン・ラジコン飛行を制限する明文の規定はありません。

<2017/4/5追記>

今回、地元の相模川・多摩川を管轄する京浜河川事務所に確認したところ、

多摩川・相模川河川敷(国土交通省管理区間)は不特定多数の方が利用されているところであり、河川管理者としてドローン・ラジコン飛行については、他の利用者に危険を及ぼす恐れがあるため、マナー・モラルの問題「迷惑及び危険行為」として、「やめていただくようお願い(注意)」しているところです。

とのこと。
河川法などの法律上は規制対象ではなくとも、「管理者」側からドローンを飛ばさないように注意される可能性もあります。結局都心部で(法律的にも他者への配慮的にも)安心して飛行が可能な場所は、地権者の許可を得た私有地以外は難しいかもしれませんね・・・。

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とはいえ、首都圏などでは河川もDID(人口集中地区)範囲内であるケースも多々見られますので各種サービスから地図上でのチェックをされることをおすすめします。

・DJI 安全飛行 http://www.dji.com/jp/flysafe/no-fly

・ドローン専用飛行支援地図サービス「sorapass」http://www.sorapass.com/map/

ちなみに、海の場合、領海内の空域・領海外(EEZ内とか)でも、日本船籍からの離着陸時には、日本の航空法の適用範囲となるそうです。(ソースは2015年12月 東京大学本郷キャンパス開催の「JUIDA緊急セミナー」での質疑応答内容)


 

(河川の流水等について河川管理上支障を及ぼすおそれのある行為の禁止)
第十六条の四  何人も、みだりに次に掲げる行為をしてはならない。
一  河川を損傷すること。
二  河川区域内の土地(高規格堤防特別区域内の土地を除く。次号及び第十六条の八第一項各号において同じ。)に次に掲げるものを捨て、又は放置すること。ただし、河川区域内において農業、林業又は漁業を営むために通常行われる行為は、この限りでない。
イ 船舶その他の河川管理者が指定したもの
ロ 土石(砂を含む。以下同じ。)
ハイ又はロに掲げるもののほか、ごみ、ふん尿、鳥獣の死体その他の汚物又は廃物
三  次に掲げる区域に自動車その他の河川管理者が指定したものを入れること。
イ 河川管理施設を保全するため必要があると認めて河川管理者が指定した河川区域内の土地の区域
ロ 動植物の生息地又は生育地として特に保全する必要があると認めて河川管理者が指定した河川区域内の土地の区域
2  第十五条第二項の規定は、前項第二号イ及び第三号の規定による指定について準用する。


国土交通省 の江戸川河川事務所のQ&Aコーナーでは、下記のようにラジコン使用に関しても言及されています。

他利用者に配慮し、芝刈りや排他的利用をしない限りは、「散歩等と同じく自由使用の範囲内」とのこと。

しばらくは、ドローンもって川べりにいくのが安全パイかもしれませんね。


江戸川の河川敷でラジコンはできますか?

河川敷にある公園や広場等は、地元自治体などが許可を受けて施設を設置・整備した場所です。ここを利用する場合には、公園等の利用ルールがあるので、施設の管理者に確認が必要です。
その他の一般の河川敷については、ラジコン(飛行機、ヘリ等)の利用自体は、散歩等と同じく自由使用の範囲内と考えられます。
ただし、ある特定の使用のために(ここではラジコン)河川敷を整備(工作物の設置や、芝刈りなど)したり、排他的・継続的に河川敷を使用することは、河川法で規制されています。
現在のところ、江戸川河川敷には河川管理者が許可をしたラジコン飛行場はありません。
【注意点】
河川敷でのラジコン利用については、近隣住民や他の河川利用者から、騒音や危険な飛行などについて苦情が寄せられることもあります。利用の仕方や利用時間等にご配慮をお願いします。

(引用元:国土交通省 江戸川河川事務所 Q&A http://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/edogawa00190.htm…)

八王子のお隣、神奈川県にある相模川や多摩川など複数の河川を管轄する京浜河川事務所の「よくあるお問い合わせ」も見てみました。こちらはドローンやラジコンなどそのものずばりの記載はないですが、「河川敷で活動・趣味をしたいのですが」という項目があります。

川の場合は、人的被害よりも”池ぽちゃ”や”河原の石にぶつけた”などによるドローン廃車案件のが多そうですね。

ただ、人様やモノを傷つけることに比べたら、自分の責任(とお金)の範囲内で解決できるだけマシだとは思います。

まぁ実際に飛ばす時のことを考えると、川幅や川べりがそこそこ広い河川でないと、そもそも安心して飛ばせないかも?

河川敷で活動・趣味をしたいのですが
河川敷きでバンドの練習をしたいのですが、できますか?
川は基本的に自由使用ですが、近隣住民の方々の迷惑にならないようにお願いします。
イベント等、人数規模により一時占用可や届け出が必要な場合がありますので、国土交通省の最寄りの出張所にお問い合せ下さい。
最寄りの出張所はこちらをご参照下さい。
個人的に河川でボートやカヌーをしたいのですが、許可が必要ですか?
自由使用の範囲内であれば、許可は必要ではありません。個人の責任と判断のもと、周りの人の迷惑にならないよう注意して行ってください。
多摩川本川でボーイスカウト訓練のため、デイキャンプを行いたいと思っております。キャンプの内容は、テントの張り方及び炭火による炊事を考えております。よろしいでしょうか?
河川敷は自治体が公園等の利用目的で占用(使用)している区域が多くあります。
ここを使用する場合はそれぞれの占用者に申込むことになりますが、公園以外でキャンプを行う場合は、一時使用の届け出が必要ですので、国土交通省の最寄りの出張所にお問い合せ下さい。
最寄りの出張所はこちらをご参照下さい。

炊事の際は火を使うと思いますが、その場合は植生等の支障となり、野火の原因ともなることから直火では禁止しています。ガスコンロ等を用いて地面に熱が伝わらないようにして下さい。

また、河川でのデイキャンプについては、河川での急な増水にご注意下さい。

なお、河川敷の一部の地域は、生態系保持空間と称して貴重な生態系を保ち、自然を 守るスペースがあります。この区域ではキャンプは出来ません。なるべく立ち入らないようお願いします。
多摩川で体験学習や資料採集などをしたい時には、どんな手続きが必要になるのですか?
・植物、動物採集の場合。
・空間によって扱われるところが違うのか?
・調査ではなく自然観測会などの会を行う場合の手続き等。

観察会などを行う場合、少人数での活動でしたら特に手続きは必要ありません。しかし人数規模等により届けが必要となる場合がありますので、国土交通省の最寄りの出張所にお問い合せ下さい。
最寄りの出張所はこちらをご参照下さい。
また植物、昆虫の採集については生態系の保全のための区域が定められておりますので、あわせてお問い合わせください。

(引用元:国土交通省 関東地方整備局 京浜河川事務所 「よくあるお問合せ」)