[飛行FAQ] 4:道路・公道等での飛行について<2017/8/10追記>

 

「道路・公園等施設での飛行」

道路は道交法での規制対象とされるリスクがあります。

明確に規定をされているのではありませんが、今後も含め規制対象と判断される可能性があります。

<2017/8/10追記>

「国家戦略特区等提案検討要請回答」というもので、警察庁は「単にドローンを利用して道路上空から撮影を行おうとする場合は、現行制度上、道路使用許可を要しない」とも回答しています。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/pdf/i_01keisatsu.pdf

ただ、これであればいつどこの道路を飛ばしてもOK、という訳では当然ありません。

航空法の6つのルールの中の「人又は物件から30m未満」「催し物上空での飛行」をはじめ、その他の法律・ルールとも関わってきますので、飛行計画の際にはご留意ください。

 

特区2

 

 

<2017/5/16追記>

カメラマンの講師の先生の経験では、(都道府県によって認識の差はあるものの)
警察としては「公道はドローンの離着陸する場所ではない」という認識なので、道路から離着陸をさせるような道路使用許可申請は通らないだろう」とのことでした。

隣接地の地権者の許可を取った上で運用するか、そもそも高度いらないなら

竿とかドローン以外の手段で撮影した方が手っ取り早いことになりそうですね。

 

1)道路上での『禁止行為』
– 道路交通法
(禁止行為)
第七十六条  何人も、信号機若しくは道路標識等又はこれらに類似する工作物若しくは物件をみだりに設置してはならない。
2  何人も、信号機又は道路標識等の効用を妨げるような工作物又は物件を設置してはならない。
3  何人も、交通の妨害となるような方法で物件をみだりに道路に置いてはならない。
4  何人も、次の各号に掲げる行為は、してはならない。
一  道路において、酒に酔つて交通の妨害となるような程度にふらつくこと。
二  道路において、交通の妨害となるような方法で寝そべり、すわり、しやがみ、又は立ちどまつていること。
三  交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること。
四  石、ガラスびん、金属片その他道路上の人若しくは車両等を損傷するおそれのある物件を投げ、又は発射すること。
五  前号に掲げるもののほか、道路において進行中の車両等から物件を投げること。
六  道路において進行中の自動車、トロリーバス又は路面電車に飛び乗り、若しくはこれらから飛び降り、又はこれらに外からつかまること。
(罰則 第一項及び第二項については第百十八条第一項第六号、第百二十三条 第三項については第百十九条第一項第十二号の四、第百二十三条 第四項については第百二十条第一項第九号)
2)道路の『使用許可の対象』
(道路の使用の許可)
第七十七条  次の各号のいずれかに該当する者は、それぞれ当該各号に掲げる行為について当該行為に係る場所を管轄する警察署長(以下この節において「所轄警察署長」という。)の許可(当該行為に係る場所が同一の公安委員会の管理に属する二以上の警察署長の管轄にわたるときは、そのいずれかの所轄警察署長の許可。以下この節において同じ。)を受けなければならない。
一  道路において工事若しくは作業をしようとする者又は当該工事若しくは作業の請負人
二  道路に石碑、銅像、広告板、アーチその他これらに類する工作物を設けようとする者
三  場所を移動しないで、道路に露店、屋台店その他これらに類する店を出そうとする者
四  前各号に掲げるもののほか、道路において祭礼行事をし、又はロケーシヨンをする等一般交通に著しい影響を及ぼすような通行の形態若しくは方法により道路を使用する行為又は道路に人が集まり一般交通に著しい影響を及ぼすような行為で、公安委員会が、その土地の道路又は交通の状況により、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図るため必要と認めて定めたものをしようとする者
2  前項の許可の申請があつた場合において、当該申請に係る行為が次の各号のいずれかに該当するときは、所轄警察署長は、許可をしなければならない。
一  当該申請に係る行為が現に交通の妨害となるおそれがないと認められるとき。
二  当該申請に係る行為が許可に付された条件に従つて行なわれることにより交通の妨害となるおそれがなくなると認められるとき。
三  当該申請に係る行為が現に交通の妨害となるおそれはあるが公益上又は社会の慣習上やむを得ないものであると認められるとき。
3  第一項の規定による許可をする場合において、必要があると認めるときは、所轄警察署長は、当該許可に係る行為が前項第一号に該当する場合を除き、当該許可に道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図るため必要な条件を付することができる。
4  所轄警察署長は、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図るため特別の必要が生じたときは、前項の規定により付した条件を変更し、又は新たに条件を付することができる。
5  所轄警察署長は、第一項の規定による許可を受けた者が前二項の規定による条件に違反したとき、又は道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図るため特別の必要が生じたときは、その許可を取り消し、又はその許可の効力を停止することができる。
6  所轄警察署長は、第三項又は第四項の規定による条件に違反した者について前項の規定による処分をしようとするときは、当該処分に係る者に対し、あらかじめ、弁明をなすべき日時、場所及び当該処分をしようとする理由を通知して、当該事案について弁明及び有利な証拠の提出の機会を与えなければならない。ただし、交通の危険を防止するため緊急やむを得ないときは、この限りでない。
7  第一項の規定による許可を受けた者は、当該許可の期間が満了したとき、又は第五項の規定により当該許可が取り消されたときは、すみやかに当該工作物の除去その他道路を原状に回復する措置を講じなければならない。
(罰則 第一項については第百十九条第一項第十二号の四、第百二十三条第三項及び第四項については第百十九条第一項第十三号、第百二十三条、第七項については第百二十条第一項第十三号、第百二十三条)


ドローンに限った話ではないですが、それまでなかった新しいモノを昔からある法律だけで解釈しよう、というのが土台無理な話ですので、(良い悪いをはっきりさせる意味で)今後の法整備が待たれるところです。

レースやイベントなど企業・団体主催者側が撮影する場合は、色々な申請・対策をとった上で実施できるかもしれませんが、個人が「よーし、家の近くの道路を鳥さん目線で撮影しちゃうぞー」な軽いノリは後々面倒なことになりそうです。

※そもそも日本の市街地って電柱・電線など多いですし、激しく飛ばしにくそうですが・・・。

残念、最近は案外いけないです。

公園等は、施設管理者である各地方自治体の条例による規制や、管理団体による規制がある場合があります。

都道府県ごとに判断が分かれてはいますが、弊社のある東京都でいいますと、平成27年4月末より、都立公園と都立庭園合わせて81か所でドローンの持ち込みと操縦が禁止されています。

・ドローンの飛行を都立公園条例で禁止されている「都市公園の管理に支障がある行為」に該当するとみなすため
・条例上、違反者に5万円以下の過料を科す規定があるが、適用は考えてられておらず、職員による注意がなされる。


もともと、最近は公園近隣からの苦情もあり、「ボール遊び禁止」「大声禁止」「自転車乗り入れ禁止」「喫煙禁止」「ダンス禁止」「花火禁止」「犬の散歩禁止」、中には「ベンチでの飲食禁止」などなど、ただそこにいること以外は禁止されているような、ぶっちゃけ”何のためにあるのかよくわからない土地”も多いようなので、一概にドローンだけ禁止、という訳ではないですが。

それでいて「児童公園」とかの名前がついてたりしたら、マジウK(以下略

新聞記事でも公園で静かに携帯ゲームやカードゲームで遊んでいる子ども、というのがありましたが。

「子どもは風の子。ゲームばっかりしてないで外で遊べ」というのは、今日日の子どもにはなかなかの無茶振りのようです。

閑話休題。

こうした規則は施設管理者の権限の範囲内ですので、航空法云々とは別の話となります。