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空撮+ドローンの活用事例:山火事発生時に赤外線イメージ撮影を行なうMatrice 210が頼もしい!

この火災動画は訓練ではなく、実際にドローンで撮影されたものです。
2017年11月に発生した米ノースカロライナ州・ウェイクフォレストの山火事を
撮影した動画で、撮影したのは地元消防署航空チームが所有するMatrice 210。
同機に搭載されたZenmuse XTは、空から熱を感知して
火災の原因や最も激しく燃えている箇所、
あるいは逃げ遅れた人の位置を瞬時に画像にします。
画面左下にあるマップに示されている通り、
Matrice 210はウェイポイント機能によって
予め定められた航路を飛んでいることが分かります。
これによってオペレーターは操縦から解放され、
空からの監視に注意を集中することが可能となります。
動画開始から1:14秒後に現れる黄色の温度は65℃、オレンジは148度、
赤は982度にまで達していることが瞬時に把握できます(本稿では華氏から摂氏に変更)。
また、3:10秒後には最初に燃え始めた屋根の部分まで把握することができました。
火の勢いは増し、やがて家の壁のほとんどが赤色に染まってしまいます。
このように、Matrice 210に搭載されたZenmuse XTを使うことで
空からの視点と熱感知画像という2つの視点を得ることができます。
日本でも火事が多く発生していることから、同機の導入が進めば進むほど
より多くの人命と財産が火災から守られることでしょう。


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