女性がボートから水に落ちたとの通報を受けたウォークフォレスト消防署は
ただちに現場確認のためにMatrice 210を発進させました。
Matrice 210が離陸した地点から通報のあった地点までは約655メートルです。
Matrice 210が向かう途中、同消防署のバラット主任はパイロットに対して
ダム湖の上にかかる電線に衝突しないよう注意を促しました。
時速約83キロメートルで飛行し、19秒で通報のあった地点に到達しました。
その後、Matrice 210に搭載されたZenmuse Z30は
通報された人物が船を漕いでいる姿を捉えました。
服装は乾いており水難に遭った形跡は見られませんでしたが、
念のためにZenmuse XTで体温低下の有無が確認されました。
後に救命士を載せた消防艇がボートを漕ぐ女性に近づき、
改めて無事が確認されました。
その後、観察任務を終えたMatrice 210はただちに離陸地点に戻りました。
ウォークフォレスト消防署は全ての隊員に対し、
ドローンパイロットを視覚的に補助できるよう訓練しています。
今回もバラット主任がパイロットに対して電線に注意するよう呼びかけたことで、
Matrice 210は無事任務を果たすことができました。
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